ドイツのフリードリヒ・メルツ首相は、来週ニューヨークで開催予定の国連総会への出席を取りやめた。AP通信が引用した政府当局者によると、ベルリンでの対応が必要になったためだという。メルツ氏は水曜日、世界各国の首脳を前に演説する予定だった。
今回の決定は、就任から16カ月を迎える首相への圧力が一段と高まる中で下された。CDUは9月6日にザクセン=アンハルト州で行われた州議会選挙で、極右政党「ドイツのための選択肢」(AfD)に大敗した。
メルツ氏がドイツにとどまらなければならない理由について、当局は明らかにしていない。一方、同党は日曜日にメクレンブルク=フォアポンメルン州とベルリンで行われる、さらに2つの州選挙に向けて準備を進めている。AfDは両地域で大幅に議席を伸ばすと見込まれている。
CDUは、得票率が5%の選挙阻止条項を超えられなければ、ベルリン市長の座を失う危険があるほか、メクレンブルク=フォアポンメルン州議会で議席を獲得できなくなる可能性もある。同党の地元代表の一人はメルツ氏に辞任を求めたが、主要な同盟者の誰一人として公に交代を支持していない。CDU所属の8人の州首相は水曜日、メルツ氏への支持を改めて表明した。
ここではメクレンブルク=フォアポンメルン州を示します。