サイモン・ハリス氏は、欧州連合とカナダの接近が、EU圏と米国の関係を損なうことはないと述べた。この発言は、欧州委員会委員長のウルズラ・フォン・デア・ライエン氏が、オタワにEUの「準加盟国」の地位を与えることを提案した後に行われた。
この考えは、米国のドナルド・トランプ大統領から批判された。同氏は、EUとカナダの関係強化は「敵対行為」と見なされる可能性があり、「非常に高い」関税を招く恐れがあると警告した。ハリス氏はこの反応を軽視し、欧州連合と米国の経済・貿易面での相互依存を強調した。
アイルランドの閣僚は、EUがワシントンとの関係とオタワとの関係のどちらかを選ぶ必要はないと述べた。同氏は、準加盟国の地位に関する提案を「本当に興味深い」と評し、気候変動、サイバーセキュリティ、重要原材料などの分野での協力に言及した。
EUとカナダの接近は、外交・経済面での接触が活発化する中で進んでいる。カナダの財務相フランソワ=フィリップ・シャンパーニュ氏はダブリンで開かれるEU財務相会合に参加し、欧州投資銀行のナディア・カルビーニョ総裁は経済協力に関する協議のため、オタワを訪問する予定である。