議会は、将来のための個人投資口座(CIIV)に関する法律を可決した。これは「ルーマニア版401K」と呼ばれる制度で、ルーマニア人が老後の追加収入に向けて長期的に貯蓄・投資できるようにするものだ。施行には大統領による公布が必要で、その後、最初の口座が開設される前に施行規則の整備も必要となる。
構想の背景
CIIV法案は、課税対象所得を得ているルーマニア居住の個人を対象に、任意の個人貯蓄手段を創設することを目指している。口座は金融投資サービス会社(SSIF)または認可銀行で開設され、預け入れた資金は金融商品に投資できるようになる見込みだ。
「ルーマニア版401K」という名称は、CIIVと米国の401k制度との類似性を指しているが、完全に同じ制度ではない。CIIVは、401(k)プランとRoth IRA型の個人口座の要素を組み合わせたもので、任意拠出、長期投資、税制上の優遇措置を特徴とする。
議会が可決した法案では、CIIVは年金受給権の発生後、公的年金とは別の追加収入を確保する役割を担う。国の年金を置き換えるものではなく、強制加入の拠出金にもならない。
仕組み
公表されている内容では、市民は次のような簡単な手続きを踏むことになる。
SSIFやCIIV口座を提供する銀行など、認可された運用者を選ぶ。
口座を開設し、CIIV-SまたはCIIV-Dの税制を選択する。
定期的または随時、任意で資金を拠出する。
法律と運用者の提供内容で定められた範囲内で、投資戦略を選ぶ。
退職時、または法定の引き出し条件を満たすまで、長期的に投資を維持する。
拠出は口座名義人が直接行うことも、一定の口座では雇用主を通じて行うことも可能となる見込みだ。法案は、異なる運用者を通じた複数のCIIV口座の保有も認めている。
ただし、手数料、具体的な手続き、運用者の一覧、利用可能な金融商品などの実務上の詳細は、施行規則にも左右される。
2種類の口座
法律は、主に2つの税制を定めている。
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