欧州委員会は9月1日、独自の評価で廃棄物管理に関する深刻な問題が明らかになったにもかかわらず、トルコ向けのプラスチック廃棄物輸出を継続できると決定した。この決定により、欧州連合(EU)から輸出される廃棄物の主要市場が維持されることになった。決定は、EUの廃棄物移送規則で定められた検証の一環として行われた。
トルコは昨年、EUからプラスチック廃棄物51万トンを輸入した。これは500ミリリットル入りのペットボトル約250億本に相当する。この量は、欧州から経済協力開発機構(OECD)加盟国向けに輸出されたプラスチック廃棄物の70%、同輸出総量の36%を占める。
POLITICOが入手した欧州委員会の評価報告書は、廃棄物管理に関する情報が限られていること、欧州の規則の適用をめぐる不確実性、利害関係者の関与の少なさを指摘している。取材を受けた複数の関係者によると、トルコでリサイクルされるプラスチック廃棄物は約10%にすぎず、残りは埋め立てられるか、不適切に処理されるか、環境中に流出している。
こうした調査結果にもかかわらず、欧州委員会は、トルコが国際基準および欧州基準におおむね沿った法的枠組みを強化し、環境法の執行を改善したと評価した。環境団体やトルコの研究者はこの結論に異議を唱え、輸送の停止を求めている。
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