トランプ政権は2025年、政府職員削減プログラムの一環として、連邦職員に付与した有給の行政休暇に約95億ドルを支出した。米議会の監視機関である政府説明責任局(GAO)の推計によるもので、こうした費用は2023年と比べて6倍に増加した。
金額の大半に当たる約67億ドルは、「延期辞職」プログラムに充てられた。14万4,000人を超える職員が契約終了前に有給休暇に入り、辞職するまで勤務する義務を免除された。2025年1月に開始されたこのプログラムでは、職員に最長8カ月の有給休暇が提供された。
この措置は、当初イーロン・マスク氏が率いた政府効率化省が推進した再編の一環だった。政権は、職員数を約27万人削減することで、年間400億ドルの節約につながると主張した。
人事管理局(Office of Personnel Management)はGAOの解釈に異議を唱え、当初の支出は納税者に大幅な節約をもたらす投資だと主張している。一方、民主党のパティ・マレー上院議員を含む批判派は、このプログラムが連邦行政機構の再編において最も費用のかかる手法だったとみている。
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