ロシア企業は、ウクライナのドローン攻撃により黒海経由の輸送が混乱したことを受け、穀物輸出に対応するため、バルト海沿岸および北極圏の港湾ターミナルを再編している。ロイターが引用した情報筋が明らかにした。
主に肥料を扱い、申告上の処理能力が3,700万トンに達するウストルガのウルトラマール・ターミナルは、8月に穀物の受け入れを開始した。9月に要請された鉄道輸送量は約26万トンに上り、仕向け地にはエジプトやサウジアラビアが含まれる。ロシア最大の穀物取引・物流事業者であるデメトラの輸送は、このターミナルへ振り向けられる見通しだ。
サンクトペテルブルク港のモドゥル・ターミナルとBSMZターミナルも、現在は穀物を取り扱っている。ロシア鉄道は、バルト海および北極圏向けの輸送を優先しており、これらの輸送には国の補助金も提供されている。
パナマックス船を受け入れられ、年間を通じて利用可能なムルマンスク港は、10月に穀物輸出を開始する予定だ。スタブロポリ地方からの4万トンの初回貨物の輸送が承認された。
ロシアは7月と8月に440万トンの穀物を輸出したが、前年同期比で31%減少した。ロシアの海上輸出の大部分は、これまで黒海経由で行われていた。
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