世界最大級のプリント基板メーカーで、米軍への主要サプライヤーでもあるTTM Technologiesは、ブカレストにあるMKS Ophir工場の買収を通じて、ルーマニア市場に参入する。この取引は、ルーマニアとイスラエルで事業を展開するOphir Optics部門を約6億5,000万ユーロで買収する一環となる。
取引の完了は、必要な承認の取得を前提に、2027年第2四半期の予定。ブカレスト工場には現在180人超の従業員がおり、高性能の光学部品およびサブアセンブリーを生産している。
ブカレストで生産される製品は、防衛、セキュリティ、自動車、金属加工などの分野で使用されている。今回の取引により、電子部品や軍事分野向けを含むソリューションを専門とする米国企業、TTM Technologiesのルーマニアでの事業拡大が実現する。
工場は現在、MKS Instrumentsが所有しており、同社はこれまで、現地事業の拡大計画を発表していた。同社は、防衛向けソリューションに対する欧州での需要拡大を背景に、ルーマニアのエンジニアと技術者の数を約50%増やし、従業員を約270人まで拡大する計画だった。
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