ライアンエアーのCEO、マイケル・オリアリー氏は、航空燃料費の上昇を背景に、来年夏の航空券価格が10~20%値上がりする可能性があると見積もっている。同氏は、航空会社がこうした費用を今後も全額吸収することはできず、乗客に転嫁することになると警告している。
オリアリー氏は、大半の航空会社が2026年夏まで、燃料ヘッジ契約によって原油価格上昇の影響を抑えられていたと説明した。来年には状況が変わる可能性があり、上昇したコストが運賃に直接反映されるか、燃油サーチャージの形で課される可能性がある。
ライアンエアーはこのような料金を導入する予定はないものの、同社CEOは従来型の航空会社が導入すると見込んでいる。同氏はまた、欧州の航空業界でさらなる破綻が起きると予想しており、特にすでに赤字を計上している企業が対象になるとみている。オリアリー氏によれば、こうした動きは、ブリティッシュ・エアウェイズ、ルフトハンザ、エールフランス、ライアンエアーなどのグループを中心とした市場の統合を加速させるという。
一方、ライアンエアーは、計画されている供給能力の制限を理由に、2027会計年度の旅客数見通しを2億1,600万人から2億1,400万人に引き下げた。同社は一方で、燃料価格上昇による圧力に対応するうえで、良好な態勢にあると主張している。
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