ルーマニアは、需要が増加する一方で国内生産が必要量を賄えない状況において、18:00~22:00の時間帯に輸入する電力のため、平均で1日約300万ユーロを支払うことになると、元エネルギー相のボグダン・イヴァン氏が述べた。
同氏によると、この金額は直近1か月に記録された追加費用に相当し、最終的には消費者が負担する。イヴァン氏は、一部の民間事業体が、余剰が存在する日中にルーマニアから電力を購入し、1メガワット時当たり10~20レイ、あるいは価格がマイナスとなる期間にはそれ以下の価格で買い付けていると主張した。
元大臣は、同じ電力がその後、消費のピーク時間帯にルーマニアへ再び導入され、価格が1メガワット時当たり500ユーロに達することもあると述べている。同氏は、これらの利益を得ているのは電力供給事業者や民間事業体だと説明したが、関係する企業名は挙げなかった。
この発言により、日中の電力価格と消費が最大となる時間帯の価格との大きな差、そして蓄電容量が不十分であるという問題が改めて注目されている。これらの要因により、発電量が多い時間帯には安価な電力を輸出し、夕方にははるかに高いコストで輸入することが可能になっている。