元大統領のトラヤン・バセスク氏は、Digi24が放送したインタビューで、サウジアラビアの東西パイプラインへの爆撃によりヤンブー港向けの石油の流れが減少するため、欧州に大きな影響が及ぶと述べた。
元船長によると、このパイプラインはサウジアラビア東岸から約1,100キロメートルの距離を経てヤンブーまで原油を輸送していた。同氏によれば、通常は同港を通じて1日約700万バレルの石油が供給されていたが、攻撃後、輸送は停止した。
「サウジアラビアの東西パイプラインへの爆撃によって原油がヤンブーに届かなくなったことは、欧州に非常に大きな影響を及ぼす」と、元大統領は述べた。
トラヤン・バセスク氏は、現在のエネルギー問題はウクライナが原因ではなく、湾岸地域の紛争の激化によるものだと主張した。同氏はこの状況を、米国によるイランへの介入と、ワシントンの保護下にある一部の国々に対するその後の攻撃と関連付けた。これらの発言は、燃料供給の安全保障と同地域の石油輸送ルートの脆弱性をめぐる議論の中で行われた。