国家汚職対策局(DNA)は2026年9月16日、労働監察局の国家総監察官ダンテス・ニコラエ・ブラトゥ氏が使用する公用車に、袋や箱などの物品が運び込まれる映像が公開されたことを受け、刑事事件の捜査を開始した。検察当局は、贈収賄の可能性がある行為について、特定の容疑者を置かずに捜査しており、文書には容疑者または被告人の存在は示されていない。
捜査はDNAの汚職関連犯罪対策部門が担当し、現時点では、犯罪行為の有無と、それらが行われたとされる状況を調べている。検察当局は労働監察局に対し、報道映像に映った人物の身元を照会した。対象には運転手のほか、カララシ、ティミシュ、コンスタンツァ各県の地方監察局の代表者らが含まれる。
DNAはまた、2026年9月2日から15日までの期間について、労働監察局および地方組織の幹部の任命と退任に関する文書の提出を求めた。
メディアファクスが公開した映像は、9月10日にブカレストで開かれた会議の前後に撮影された。一部の人物は、袋の中身について、返却予定だった機関の物品であり、ノートパソコン用の車輪止めや盗難防止ケーブルなどが入っていたと説明した。別の映像には、物品が私用車に移される様子が映っているとみられる。これらの点はすべて、検察当局が確認する予定だ。
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