アメリカ大統領ドナルド・トランプ氏はアイルランド訪問中、北アイルランドがアイルランド共和国と統合することを望んでいると述べた。アイルランドのミホール・マーティン首相と並んで語ったトランプ氏は、イギリスに残された島の一部が、なぜまだアイルランド共和国に加わっていないのか理解できないとし、統一は「最終的には実現する」との見方を示した。
この発言は、イギリスとの結び付きを維持することを支持する北アイルランドのユニオニストにとって、警戒すべきシナリオを示すものだ。この地域の憲法上の地位をめぐる紛争では、30年にわたり約3,700人が死亡したが、1998年にアメリカの支援を受けて交渉された聖金曜日合意によって、大部分が終結した。同合意は、有権者の過半数が支持する限り、北アイルランドはイギリスの一部にとどまると定めており、世論調査でも現在なおこの立場が示されている。