チェコ南部のテメリン原子力発電所2号機は、非原子力区域の制御システムに故障が検知されたため、2026年9月16日(水)に送電網から切り離された。発電所の運営会社CEZは、このトラブルが1号機には影響せず、1号機は最大出力で運転を続けたと発表した。
技術者は設備を点検し、制御盤の故障した電子基板を交換した。追加の点検が進められており、2号機の再稼働は9月17日(木)に見込まれている。
同号機は、燃料集合体の交換などを行う約2カ月間の年次点検を経て、4月に再稼働したばかりだった。次回の計画停止まで16カ月間運転する予定だった。
テメリン原発には、米国製の制御システムを備えたソ連型のWWER 1000/320原子炉が2基ある。チェコは、エネルギーミックスに占める原子力の割合を現在の約3分の1から、2040年までに半分超へ引き上げる方針だ。