アメリカ合衆国大統領のドナルド・トランプ氏は木曜日、国内に不法滞在する移民の逮捕・送還というトランプ政権の政策の実施において重要な機関である移民・関税執行局(ICE)の長官に指名していたランス・シュロイヤー氏の指名を撤回した。
ホワイトハウスは声明で指名撤回を発表したが、理由やさらなる説明は示さなかった。シュロイヤー氏の指名には上院の承認が必要だった。
トランプ氏は6月末、オクラホマ州出身の元警察官であるシュロイヤー氏をこのポストに指名すると発表していた。シュロイヤー氏は、3月に国土安全保障長官に指名されたマークウェイン・マリン氏の出身地でもある同州でキャリアを築いた。
ICE長官のポストは、暫定長官を務めていたトッド・ライオンズ氏の退任後、5月から空席となっている。長官の任命は原則として上院の承認を受けなければならないが、2017年以降にこの職に就いた人物は全員、暫定長官だった。
ICEは、残酷とされる手法を用いているとして批判され、複数の裁判官から裁判所の命令に故意に違反したと非難されている。国土安全保障省は、同局が8月に約51,000人の移民を逮捕したと発表した。7月には50,200人超という記録を更新していた。
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