火曜日 16:55
IICCMERが委託したINSCOPの調査では、現在の不満に影響され、ルーマニア人が共産主義時代を懐かしむ傾向が顕著であることが示されている。
Adrian Rusu

INSCOP世論調査
Foto: inscop.ro
IICCMERの委託でINSCOP Researchが実施した調査によると、ルーマニア人の間では共産主義体制への郷愁が高まっており、55.8%が共産主義体制には多くの良い面があったと考えていることが明らかになった。また、48.4%が1989年以前の方が生活水準が良かったと信じている。この調査では、ノスタルジーは社会的不平等や経済的不安定さに対する現在の不満によって煽られていることが強調されている。民主主義にダメージを与えかねないノスタルジックな傾向を打ち消すために、こうした不満に対処し、現実の歴史に関する十分な教育を確保するための公共政策が明確に求められている。