2025年6月:BAROMETER Informat.ro - INSCOP調査:1990年6月13日から15日に起きた出来事|ルーマニア人の54.1%が1990年6月13日から15日に起きた出来事を知っていると回答

2025年5月26日から30日にかけて実施されたInformat.ro - INSCOPリサーチ BAROMETERによると、ルーマニア人のほぼ半数は35年前、1990年6月13日から15日にかけての出来事の間に何が起こったかを知らない。
BAROMETER Informat.ro - INSCOPリサーチは、シンクタンクStrategic Thinking Groupとの提携により、ニュースプラットフォームInformat.roが委託したINSCOPリサーチが毎月実施している世論調査です。
Informat.ro - INSCOP Researchの調査は、権威あるシンクタンクや学術機関との提携のもと、ルーマニアの現在と未来にとって不可欠な様々な話題や公共政策について国民的な対話を活性化させるため、関心のある話題を世に問うことを目的としています。これは、市民の声を公的な議論の最前線に届ける科学的で信頼できるツールの使用を通じて、民主主義の強化に貢献することを目指すアプローチである。
方法論:データは2025年5月26日から30日の間に収集された。調査方法:質問紙によるインタビュー。データはCATI法(電話インタビュー)を用いて収集され、単純層化サンプル数は1150人で、ルーマニアの18歳以上の非就学人口の重要な社会人口統計学的カテゴリー(性別、年齢、職業)によって代表された。
Remus Ștefureac - Director INSCOP Research:「ルーマニアの近現代史の中で、民主主義体制に深く影響を与えた出来事のひとつは、ルーマニア人の半数以上が知っているに過ぎない。しかも、人口のカテゴリーによって知識には大きな差がある。PNLの有権者の70%以上、PSDとUSRの有権者の60%以上が、1990年6月13日から15日に起こったことを知っていると答えている。同様に、18~29歳の76%が6月13~15日に何が起こったか知らないと答えている。一方、AURの有権者の68%、18~29歳の64%が、もし自分たちの権利や自由が脅かされたら、その脅威がなくなるまで街頭抗議行動に参加し続けると答えている。一方、PSDの有権者のうち、そのような抗議行動に参加すると答えたのはわずか30%であった。全人口との関係では、ほぼ56%が、権利と自由を守る唯一の方法だから抗議行動に参加すると答えている。街頭抗議行動を通じて権利と自由を守るという行動の次元は、現在の認識により根ざしているようであり、最近の歴史における関連する出来事についての知識に由来する動機はより脆弱である。これらのデータは、民主主義文化や、民主主義体制の根幹に挑戦する侵略に強い社会を強化するための関連要素として、最近の歴史に関する教育を強化する必要性を改めて示している」
1990年6月13日から15日にかけての出来事
回答者の54.1%が1990年6月13日から15日にかけての出来事について知っていると答え、45.7%は否定的な回答をした。
権利と自由を守るための抗議活動
自分たちの権利や自由が脅かされた場合、その脅威がなくなるまで街頭抗議活動に参加し続けるかどうか尋ねたところ、55.8%が「はい、なぜならこれが権利と自由を守る唯一の方法だから」と答えた。16.5%が「意見を形成していない」、0.9%が「回答しない」と答えている。
「はい、なぜならこれが権利と自由を守る唯一の方法だから」と答える人の割合は、人口平均よりも高く、AUR有権者(68%)、30歳未満の若者(63%)、初等教育を受けた人(65%)である。特に「権利と自由を守る方法ではないから、ノー」を選んだのは、PSDの有権者(52%)、60歳以上の人々(42%)、平均的な教育を受けた人々(32%)、小さな町に住む人々(32%)であった。
データのグラフ表示は、BAROMETER Informat.ro - INSCOP Research: Events of 13-15 June 1990