かつてギリシャ有数の重要な湿地だった同国北部のコロネイア湖は、降水量の減少、高温、過剰な灌漑が何年も続いた結果、当初の面積の10分の1未満に縮小した。この状況は、今夏に欧州を襲っている深刻な干ばつを背景に、ロイターが報じた。
アテネ国立観測所のデータによると、湖の面積は2016年の34.4平方キロメートルから、わずか2.7平方キロメートルに減少した。残った水は濁った数カ所の池に集中し、露出した湖底はひび割れた泥の広がりと化している。
急激な縮小は、2015~2016年の雨季の後に始まった。過去5年間、湖の流域に降った雨は年間平均約400ミリで、これまでの数十年間より150ミリ少なかった。同時に、蒸発量は年間最大150ミリ増加した。
農家は作物の栽培や家畜のために湖の水をくみ上げ、危機を悪化させた。2013年、欧州連合(EU)の裁判所は、ギリシャが過剰な灌漑、違法な掘削、汚染からこの地域を十分に保護していなかったと判断した。当局は現在、監視をより厳格にしていると説明している。コロネイア湖はかつて、フラミンゴや数千羽の渡り鳥の生息地であり、漁師や観光客の目的地でもあった。
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