黒海で商船が攻撃されたことで、保険、輸送、供給のコストが上昇し、ルーマニアの軽油価格が押し上げられる可能性がある。Agerpresが引用したFramesの分析によると、保険料だけで1リットル当たり5~12バニ、付加価値税(VAT)込みでは約6~15バニの影響が見込まれる。
通常、海上貨物の保険料は貨物価格の0.2~0.5%だ。しかし黒海周辺では、戦争リスクに対する保険料が大幅に上昇している。7日間の航海では、船舶1隻当たり数十万ドルの追加費用となる可能性があり、貨物保険は価格の1~2%に達している。
Framesは、1,600ドル超で取引される軽油1トンについて、保険料率が上昇した場合、13~29ドルの追加コストが発生する可能性があると推計している。これに加え、運賃の上昇、迂回航路、供給の遅延も生じる。
こうした圧力は、原油相場の上昇と重なっている。北海ブレント原油は1年前より52%高い。ルーマニアは国内の製油所だけでは需要全体を賄えず、輸入が重要な役割を果たしているため、影響を受けやすい。
この分析は、月曜日に穀物を積んだ船がペスカルシュ・プラットフォーム付近で攻撃を受けて沈没し、火曜日にはブルガリアの排他的経済水域で別の商船2隻が攻撃を受けたことを受けて発表された。Framesは、影響が食品、サービス、道路輸送の価格にまで広がる可能性があると警告している。
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