ルーマニア総主教庁は、自己使用目的の薬物所持の非犯罪化に関する法案が上院に提出されたことを受け、これを批判するとともに、法案をめぐる議論において慎重な判断と責任ある対応を呼びかけている。同機関は、いかなる法改正も、個人の健康、若者の保護、家族と地域社会の利益を優先すべきだと主張している。
ルーマニア総主教庁の報道官アドリアン・アガキ氏は、法改正によって薬物使用が自然な行為、あるいは深刻ではない行為だという印象を生まないよう、法案を懸念を持って分析する必要があると述べた。
独立系上院議員のビクトリア・ストイチウ氏が提出し、USRのクリスティアン・ギネア氏とPNLのダニエル・フェネキウ氏が支持するこの法案は、自己使用目的の薬物所持を刑事罰の対象から外す内容。行為は違反行為と見なされ、罰金が科されることになる。
総主教庁は、薬物使用の予防、若者への教育、家族への支援を引き続き優先すべきだと強調している。アドリアン・アガキ氏は、人々の脆弱性につけ込み、特に子どもや青少年に影響を及ぼす薬物密売への対策を厳格に行うよう強く求めた。
ルーマニア正教会は、依存症の影響を受けた人々とその家族に対し、司牧的な相談、祈り、兄弟愛に基づく支援を通じて援助する用意があると改めて表明した。総主教庁は、当局と国会議員が若い世代の保護と薬物使用の被害者への支援を目指すことを期待している。
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