ブカレストの国立「ジョルジェ・エネスク」博物館は、2026年9月に開館70周年を迎える。同館は1956年9月初旬に開館し、カレア・ヴィクトリエイ141番地のカンタクジノ宮殿を拠点として、ルーマニアを代表する最も重要な音楽家の一人の記憶を伝えている。
宮殿は、ナバブの名で知られたゲオルゲ・グリゴレ・カンタクジノのため、建築家イオン・D・ベリンデイの設計により、1901年から1903年にかけて建設された。ボザール様式を基調に、ロココ様式とアール・ヌーヴォーの影響を取り入れた建物は、壁画や彫刻、パリの邸宅からもたらされた装飾要素で彩られている。
この建物は1928年、マリア・カンタクジノ王女の所有となった。彼女がジョルジェ・エネスクと結婚した後、2人は1945年から1946年までの短期間、ここで暮らした。宮殿はルーマニア史における重要な出来事の舞台ともなった。1913年にはここでブカレスト講和条約が調印され、第二次世界大戦中には政府庁舎が置かれた。
ジョルジェ・エネスクが1955年5月4日に死去した後、妻はこの宮殿を音楽家に捧げる博物館にしたいと望んだ。同館は1956年に設立され、初代館長には作曲家の友人で遺言執行人でもあったロメオ・ドラギチが就任した。
,ソース
最新ニュース
12:53
12:29
12:25
12:13
12:03
さらにニュースを見る