ニクショル・ダン大統領は、国民農民党の結党100周年を記念する行事で、ルーマニアにおけるポピュリズムの台頭に警鐘を鳴らし、民主主義の価値を守るよう呼びかけた。大統領は、世論調査が、すべてのルーマニア人が民主主義社会に自らの未来を見いだしているわけではないことを示している中、民主主義を確定した成果とみなしてはならないと強調した。
ニクショル・ダン氏は、国民農民党(PNȚ)が国民意識と民主主義意識の形成に果たした役割に加え、道徳、責任、ルーマニア国家への忠誠、政治生活における尊厳を促進したことを強調した。また、共産主義による弾圧の時代にも、これらの価値は守られ、党員数千人が逮捕、強制移送、迫害されたことに言及した。
大統領は、PNȚが掲げた原則が、共産主義崩壊後のルーマニアの再建と、同国の欧州・大西洋志向に影響を与えたと指摘した。同氏の見解では、責任はポピュリズムの対極にあり、社会は「幻想」ではなく現実に基づく解決策を推進すべきだという。
大統領はまた、社会に広がる悲観主義と不信感にも注意を促し、現代の世代には、党員たちが闘い、犠牲を払った価値を守る責任があると述べた。
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