UDMR(ルーマニア民主同盟)のケレメン・フノル議長は9月14日(月)、国会で、同同盟をブカレストの政治的決定から遠ざけるべきだと求めた前大統領トライアン・バセスク氏を皮肉った。
ケレメン・フノル氏は、バセスク氏について「共産主義独裁体制と共産主義秘密警察が生み出した最高傑作だ」と述べ、皮肉を込めて「『ペトロフ』に来てもらい、問題を解決してもらおう」と応じた。暗号名「ペトロフ」は、ルーマニア破毀院が2022年3月、バセスク氏が秘密警察に協力していたと認定した後、同氏に付けられたものだ。
UDMR議長の反応は、バセスク氏がRomânia TVへの出演で同同盟を批判し、「靴の先が破れるまでブダペストと組んできた」と主張したうえで、「ルーマニアの政治ゲームから外す」べきだと述べたことを受けたものだ。前大統領は、ケレメン・フノル氏を首相に指名する案も否定した。
一方、UDMR議長は、政治的な行き詰まりを打開するには、PSDとPNLが政府を支持するための妥協に達するしかないと述べた。ケレメン・フノル氏は、両党が支持する政権案にUDMRが賛成票を投じると明らかにした。
ニクショル・ダン大統領は、今週中に各政党を協議に招集すると発表した。