31 5月 16:55
ブルガリアのユーロ導入反対派は、経済への不安、反EUレトリックの高まり、人口の3分の1が貧困に陥るリスクの中、国民投票を呼びかけた。
Liviu Brăteanu

インターナショナル
Foto: Pixabay
ニコライ・イワノフ元政府高官は、ブルガリアのユーロ圏入りをタイタニック号への乗船に例えた。ユーロ反対派は、1996年から97年にかけての経済危機の記憶と、貧困が増大するのではないかという懸念から、国民投票を呼びかけている。親ロシア派のルメン・ラデフ大統領は、政府が弱者保護に失敗していると主張している。これとは対照的に、大都市の若者たちはユーロの導入を欧州統合に向けた必要な一歩だと考えており、制度もすでに変化への準備が整っている。