米国のドナルド・トランプ大統領は、国家情報長官を務めるジェイ・クレイトン氏を、非公式に「AI長官」と呼ばれる人工知能(AI)担当の首席顧問に任命する意向だ。決定に詳しい情報筋の話として、ロイターが金曜日に報じた。
クレイトン氏は米国の18の情報機関を統括し、この分野における米国の主要責任者を務めている。同氏は現在の職務を維持しつつ、政権のAI政策の監督を兼任するとみられている。
ホワイトハウスは情報を確認していない。ある政府高官はロイターに対し、任命に関する発表は大統領自らが直接行うと述べ、これまでに報じられた情報を「根拠のない憶測」と評した。
トランプ氏は先月、新たな「AI長官」を任命し、この分野に特化した部隊を創設したいと表明したが、その組織構成や権限については詳細を示さなかった。今回の決定は、AIの無秩序な発展が今後10年以内に人類の存続を脅かす可能性があるとの研究者らの警告を背景にしている。
トランプ政権におけるこの種の任命は2人目となる。投資家のデービッド・サックス氏が以前この役職を務め、ホワイトハウスを離れた後もAI関連の問題について大統領に助言し続けている。今回の情報は、CBSが最初に報じた。
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