スペインの連立政権は火曜日、2030年まで立ち退きを禁止し、賃貸契約を2028年まで延長するとともに、短期賃貸住宅に対する規則を厳格化する2つの法令を承認した。これらの措置は、マドリードの自宅から87歳の女性が立ち退かされたことをきっかけに抗議が広がった後に採択された。
法令は直ちに施行されるが、30日以内に議会の承認を得なければならない。ペドロ・サンチェス首相率いる政府は過半数を持たず、カタルーニャの政党ジュンツを含む右派政党の支持が不可欠となる。4月には、賃貸契約の延長に関する法令が否決されていた。
このパッケージには、部屋の賃貸に対する規制強化や、投資ファンドによる住宅取得の禁止も盛り込まれている。野党は、これらの措置が小規模な家主に影響を及ぼす可能性があると警告している。
マリカルメン・アバスカルさんのケースは、住宅危機の象徴となった。物件を買い取った会社が家賃を引き上げ、その額が年金額を上回ったため、女性は立ち退きを迫られた。その後、所有者は女性がアパートに戻ることを認めた。
政府の決定は、推定70万戸の住宅不足と、住宅価格がわずか1年で12.2%上昇した状況を背景に下された。抗議活動はマドリード、バルセロナなど各地で行われた。
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