ロシアは、エストニアとの国境付近にあるレニングラード州のキンギセップ地区とスランツィ地区で、新たな規制を導入した。連邦保安庁(FSB)が発表した措置は9月26日まで有効で、国境地帯の一部での通行、狩猟、武器の携帯、ナルバ川での移動を制限する。
FSBは、これらの規制について、国境の不法越境や不法移民の防止に加え、水生生物資源の保護を目的としていると説明している。エストニアの警察と国境警備隊には事前に決定が通知されていたが、タリンはロシア側から正式な通知を受けていない。
この措置は、ヨルダン国籍の男性がロシアからエストニアへ不法に越境し、ナルバ川に設けられた暫定的な管理線を通過したとされる時期と重なって発表された。男性は拘束され、ナルバの拘禁施設に移送された。
この状況は、破壊工作、挑発行為、影響力工作など、ロシアによるハイブリッド活動の可能性が強まっているとの欧州情報機関の警告を背景に注視されている。EU加盟国の外相らは、欧州の市民またはNATO加盟国の市民に死者を出す攻撃が発生した場合の、協調した対応について協議している。
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