クレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は、ロシア産軽油の輸出に関する合意と、ウクライナでの戦争終結に向けた交渉を再開させようとするドナルド・トランプ政権の取り組みとの間に、直接的な関連性は存在しないと否定した。
この発言は、米大統領の特使が金曜日、ロシアによる軽油輸出の許可が、モスクワを交渉のテーブルに戻す戦略の一環だとウクライナの当局者に伝えたとする、関係者への取材に基づくロイター通信の記事への反応として行われた。
「ここに直接的な関連性があるとは思いません」と、ペスコフ氏は記者との毎日の記者会見で述べた。同氏は、この合意はロシアと米国にとって有益な協力分野であり、世界のエネルギー市場の利益に資するものだと主張した。
またペスコフ氏は、軽油をめぐる合意に対する欧州の反応を「皮肉的」だと批判した。ロシア当局者は、一部の欧州諸国が今もロシア産の石油や液化天然ガスを購入し続けていると指摘した。
一方、戦争終結に向けた交渉は行き詰まっている。米国のマルコ・ルビオ国務長官は木曜日、状況は危険な局面に達したと警告したが、ワシントンは戦闘を止めるための解決策を引き続き模索すると述べた。
ロシアは現在も、ソ連時代に建設され、ウクライナを通過するドルジバ・パイプラインを通じて、スロバキアとハンガリーに少量の石油を供給している。ペスコフ氏は、モスクワが世界市場への輸出を継続すると述べた。
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