世界銀行は、ノーベル経済学賞受賞者である米国の経済学者マイケル・クレーマー氏を新たなチーフエコノミストに任命した。同氏は10月1日に就任する予定で、今年タイのバンコクで開催される世界銀行・国際通貨基金(IMF)の年次総会に先立つことになる。
61歳のクレーマー氏は、先月退任したインダーミット・ギル氏の後任となる。
シカゴ大学の教授で、ハーバード大学でも教鞭を執った同氏は、世界の貧困削減に関する実験的研究により、エスター・デュフロ氏、アビジット・バナジー氏とともに2019年にノーベル賞を受賞した。
クレーマー氏の研究は、学童向けの駆虫プログラム、予防接種、学校保健、小規模農家への支援に貢献してきた。また、低所得国の農業従事者の生産性と収入を向上させるためデジタル技術を活用する組織、Precision Developmentの共同創設者でもある。
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