ペルペリコンで重要な発見があり、イリーナ・コムネナ皇后の個人の印章が見つかりました。これは発掘作業の責任者であるニコライ・オフチャロフ教授によるものです。
この印章は13世紀のもので、世界で5番目に知られているものであり、ビザンチン史において大きな影響力を持つ女性に属しています。彼女はイオアン・アサン2世の義母です。イリーナ・コムネナはイオアン3世・ドゥカス・ヴァタシスと結婚し、皇族の家系に生まれました。この印章は、1233年から1235年の間にブルガリアとビザンチンの間での活発な通信を示唆しており、ブルガリア正教会の承認の文脈において重要です。オフチャロフは、この通信の重要性を強調し、その時代の歴史的事件、特にイオアン・アサン2世のクローコティニツァでの勝利を考慮に入れました。
印章には、イリーナが王冠をかぶり、皇帝の衣装を着ている姿が描かれており、裏面には珍しいアイコンである救世主キリストが表現されています。これはペルペリコンでのこの種の発見としては4番目であり、他のビザンチンの指導者たちの印章と共に発見されました。