20 6月 14:59
スロバキアのロバート・フィコ首相は、同国のNATO加盟に疑問を呈し、国防費をGDPの5%に引き上げることに反対している。
Gabriel Dumitrache

インターナショナル
Martin Baumann / TASR / Profimedia
スロバキアのロバート・フィコ首相は、同国のNATO加盟に疑問を表明し、国防費の増額要求に異論を唱えた。同首相は、西側諸国の「温暖化」政策を非難し、NATOが提案する金額はスロバキアの社会予算に深刻な影響を与えると警告した。NATOを脱退する意向は明らかにしなかったが、フィコ氏は、スロバキアには「従うか、脱退するか」という2つの選択肢があると強調した。彼の発言はスロバキア政府関係者の否定的な反応を引き起こし、同政府の親ロシア的な偏向を浮き彫りにし、欧州のパートナー国の懸念を高めている。