水曜日 05:00
パスツール研究所の研究によれば、COVID-19ウイルスは最大80日間脳内に残留し、うつ病と記憶障害を引き起こすという。
Liviu Brăteanu

健康
Foto: Pixabay
パリのパスツール研究所の研究者らは、COVID-19ウイルスが脳に感染し、最大80日間持続することで、うつ病、不安障害、記憶障害に関連する神経細胞の機能障害を引き起こすことを発見した。Nature Communications』誌に掲載されたこの研究は、神経変性疾患の影響と同様に、ウイルスが中枢神経系に長期的な影響を与えることを強調している。また別の研究では、パンデミックの間、ヒトの脳は感染していない人でも5ヵ月半老化することが示された。