27 6月 14:11
米連邦準備制度理事会(FRB)の独立性が損なわれるとの懸念から、ドル安が急激に進み、過去3年間で最低の水準となった。
Sanziana Georgescu

経済
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トランプ大統領がパウエル現FRB議長を批判したことで、米ドルは2025年に10%下落し史上最安値を更新した。投資家は、パウエル議長の後任が中央銀行の独立性を損ない、低金利政策を推進するのではないかと懸念している。欧州中央銀行も金融機関に対し、FRBの後ろ盾なしに起こりうる危機に備えるよう促している。調査によると、外国為替準備金の運用担当者の70%がドルへの投資を控えており、ユーロ高につながる可能性がある。