ステランティスの株価は水曜日、ニューヨーク証券取引所で12%超、ミラノで約9%上昇した。欧州自動車大手がアナリスト予想を上回る四半期決算を発表し、2026年と2027年の財務目標を再確認したことが背景にある。
ジープ、クライスラー、プジョー、フィアットの各ブランドを傘下に持つ同社の第3四半期売上高は1%増の376億ユーロとなった。調整後営業利益は9000万ユーロから2億5600万ユーロへ、184%増加した。一方、工業部門のフリーキャッシュフローはマイナス40億ユーロと、依然として赤字だったが、資金流出は前年より縮小した。
ステランティスは2026年の見通しと、2027年に工業部門のフリーキャッシュフローをプラスに戻す目標を確認した。経営陣は、総額600億ユーロ規模の再建計画が予想より速いペースで進んでいると説明している。
同グループは、2027年初めまでに24億ユーロのコスト削減を見込み、モデルラインアップに360億ユーロを投資する計画だ。このうち約60%は北米に振り向けられる予定である。戦略には新型車の投入と既存モデルの刷新が含まれる。
再建は、中国メーカーからの圧力と欧州自動車市場の困難を背景に進められている。ステランティスは2030年までに売上高を1900億ユーロに拡大し、調整後営業利益率7%の達成を目指している。
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