11月1日の日曜日の夜、オーバーエスターライヒ州ブラウナウ郡ピシェルスドルフ・アム・エンゲルバッハの住宅で、23歳のルーマニア人介護士が、介護していた女性の息子から拳銃で脅された。若い女性は部屋に逃げ込み、警察に通報した。住宅は警察部隊と特殊部隊コブラによって包囲された。
事件は、84歳の女性の介護をめぐる口論から始まったとみられている。女性の息子である63歳のオーストリア人男性は、合法的に所持していた銃を取り出し、ルーマニア人女性を脅したとされる。女性は部屋に逃げ込み、ドアを施錠したうえで知人に連絡し、その知人が22時24分に警察へ通報した。
警察は安全確保のための規制線を設置し、コブラ部隊の出動を要請した。交渉担当者が男性と電話で話し、投降するよう説得した。男性は1時29分に住宅から出てきて、抵抗することなく拘束された。拳銃は金庫に入れられていた。
けが人は出なかった。オーストリアの報道によると、男性は酒を飲んでおり、血中アルコール濃度は約1パーミルだったとみられる。リート・イム・インクライス検察は、重大な脅迫の疑いで捜査を開始した。前科はないとみられる容疑者は事情聴取を受ける予定で、当局は身柄を拘束したままにするかどうかを判断することになっていた。