ルーマニアのニクショル・ダン大統領は日曜と月曜、フィンランドのロバニエミで、北極圏をテーマとする欧州サミットに参加する。会合はフィンランドのペッテリ・オルポ首相の提案で開催され、地政学的、経済的、気候的な重要性が増している地域に対する欧州連合(EU)の戦略的アプローチの強化を目指す。
サミットには、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相、ポーランドのドナルド・トゥスク首相、デンマークのメッテ・フレデリクセン首相をはじめとする欧州の指導者が出席する見通し。欧州理事会のアントニオ・コスタ議長、EU外務・安全保障政策上級代表のカヤ・カッラス氏も協議に参加する。
ルーマニアの参加における新たな点は、北極圏から黒海に至る地域における安全保障上の課題を一体的に管理する構想を示すことにある。ニクショル・ダン氏は、両地域の情勢は相互に関連していると主張し、EUと北大西洋条約機構(NATO)の共同行動においてルーマニアが責任を担う用意があることを表明する。
協議では、北極圏の安全保障と経済発展におけるEUのより野心的な役割が議題となる。ルーマニアは、重要インフラの保護、防衛能力の強化、エネルギー安全保障に関するプロジェクトを通じて貢献する意向だ。